2025年の英国食品市場における4つの法的課題
- 英国 食品 法規制
2025年の英国食品メーカーにとって、問題となる4つの法的問題を紹介する。
1)拡大生産者責任:英国政府は2024年初め、英国に拡大生産者責任(EPR)を導入した。この制度は、家庭の包装廃棄物にかかる全費用を生産者へ転換し、リサイクル目標の遵守を義務付ける。
2)EUの森林破壊規則:欧州連合(EU)は2023年6月29日、森林破壊規則(EUDR)を導入した。この規制の目的は農地拡大による森林破壊への対処であり、EU市場へ商品を投入する事業者は、製品が、森林破壊された土地や森林劣化の一因となった土地から生産されたものでないことの証明を義務付けられている。
3)製品安全および計量法:製品安全および計量法の法案審議が続いている。法改正は食品に直接影響はないとされるが、オンライン市場、機械、新興市場に影響があるという。
4)食品犯罪:英国で馬肉を牛肉と詐称して販売した「ホースゲート事件」以降、英国には食品犯罪の捜査ユニットがあるが、起訴率および執行率は低いという。英国では2025年9月1日、詐欺防止に関する新しい義務が発効する予定だ。
Food Manufacture Dec 2024 No4